第16代会長 江洲良一

 平素は東京久米島郷友会にご高配賜り誠にありがとうございます。
令和2年12月6日の役員会にて、第15代中村昌洋前会長の後任として第16代会長に就任する事となりました。
 つきましては、身に余る大役ではございますが、東京久米島郷友会の更なる発展に向けて微力ながら努力する所存でございます。

「本会は会員相互の親睦を図ると共に、郷土久米島との連絡を密にして郷土の発展に貢献することを目的とする。」を掲げ1960(昭和35)年11月3日に、仲原善忠先生の働き掛けにより設立されました。
 爾来、歴代会長・役員及び会員各位の並々ならぬ努力によって、幾多の困難を克服し創立61年目の長い長い歴史を刻むことが出来ました。

皆様ご承知のとおり、昨年2020年10月25日に予定していました待望の創立60周年記念総会も、新型コロナウィルス感染症の世界的な蔓延により、残念ながら中止となりました。
 又、本年の第61回定期総会も、皆様の安全・安心を第一義として、誠に残念ですが中止とさせていただきました。
 今後のワクチン・特効薬により、来年の第62回定期総会開催の暁には皆様方と親しくお会いしユンタク(歓談)できる事を楽しみに心待ちにしています。

 今後の会運営方針として、相談役、役員及び会員各位のご指導とご支援をいただき次の4項目について重点的に進めてまいりたいと考えています。
・会員の増強(会員の裾野を広げる)
・運営資金の拡充
・開かれた郷友会(イチャリバ チョーデー精神)
・沖縄関係団体との交流

会員の増強(会員の裾野を広げる)
 東京久米島郷友会は、他団体に類をみない2世代・3世代で出席される会員もいて心強い限りですが、高齢化はさけられない状況となっています。会員増強を次のような対策で図る。
・会員のお子さん・お孫さんへの積極的な声かけ
・就職・進学等で上京の若い皆様の情報収集・会員勧誘活動
・久米島大好きな皆様(久米島ファン)の情報収集・会員勧誘活動

運営資金の拡大
 このコロナ禍により逼迫した財政を再建し、事業活動の継続を確かなものとするためには、次のような対策が早急に必要となります。
・役員・会員各位のご寄付
・企業等のご寄付
・収益事業の立案企画

開かれた郷友会
 イチャリバ チョーデー(袖振り合うも他生の縁)のチムグクルで人と人との絆を大事に、久米島に興味・関心のある久米島ファンその他どなたでも気軽に参加可能な「開かれた郷友会」とする。上記の「会員の増加」ともリンクします。

沖縄関係団体との交流
 他団体との交流を深め、情報交換等により東京久米島郷友会の更なる発展・躍進を図る。

 今後とも、関係者各位のご指導・ご支援よろしくお願い申し上げます。又、本郷友会60年余の歴史に学び、小さな島の「大きな東京久米島郷友会」・「開かれた東京久米島郷友会」へと高く高く羽撃きましょう!!